Calcオプション-計算式_その1~行と列のラベルを自動的に検索~
どのようなアプリケーションソフトでも、個人的に使いやすい環境を設定るするための場所があります。
OpenOffice.orgでは、[ツール]-[オプション]がその場所になります。
とはいえ、そもそも、その中身に書いている意味が分からない!
というものも結構ありますね。
今回は、Calcのオプションにある「計算式」についてご紹介します。
まずは、「行と列のラベルを自動的に検索」という項目について調べてみました。
これは、表を作成するときにつける「表見出し」を使って計算することができるかできないかを決めるものです。
例えば売り上げの管理票を作成し、売り上げの合計を計算させる場合に
=sum(C2:C100)
のようにセル範囲を参照させるのではなく、
=sum(‘売上’)
と見出しのラベルを使うことができると便利ですよね。
この計算式で答えを求めることができるのかできないのかを決めるのがこのチェック項目です。
ちなみに・・・計算式がエラーになった後でオプションの項目にチェックを入れても
エラーは解消されません。
この場合は、オプションを有効にした後、再度計算式を作成しなおしてくださいね。
また、見出しラベルを計算式に使用するときは「’(シングルクォーテーション)」で囲むことも大切なポイントです。
次回は「数式で正規表現を使う」をご紹介します。