Calcオプション-計算式_その2~数式で正規表現を使う~
Calcの[ツール]-[オプション]→「計算式」に含まれる項目について
前回は、「行と列のラベルを自動的に検索」をご紹介しました。
今回は「数式で正規表現を使う」についてご紹介します。
そもそも、「正規表現」とは???ですが
これは突き詰めようとするとすごく奥深くなってしまうようなので
今回は、ウィキペディアの序文を引用させていただきます。
「正規表現(せいきひょうげん、regular expression)とは、文字列の集合を一つの文字列で表現する方法の一つである。正則表現(せいそくひょうげん)とも呼ばれ、形式言語理論の分野では比較的こちらの訳語の方が使われる。まれに正規式と呼ばれることもある。」
よく取り上げられる例として、「2012/08/31」日付の表示を正規表現すると「¥d+/¥d+/¥d+」となるそうです。
で、この正規表現をCalcの計算式で使用するか、しないかを変更するのがオプションの項目となります。
VLOOKUP関数などの検索関数を使う際に影響があり、
検索の対象となる範囲に「¥」や「(」などの記号が含まれていた場合に結果が異なります。
数式に間違いはないのにエラーになる・・・
という場合にはここもチェックしてみてくださいね。